1992年に設立され、デンマーク・コペンハーゲンに本拠を置く投資銀行「サクソバンク」。オンラインによるデリバティブ取引の世界的大手であり、積極的な海外進出により、日本でも業務展開中です。毎年年末に次年の大胆な経済予測を発表することでも知られています。
- 2018年
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中国テンセント、Appleを抜いて世界最大の企業に
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- 2017年12月発表。中国の大手IT・ネットサービス企業テンセントは、時価総額が1兆ドルを大きく上回り、時価総額ベースでの世界王座をAppleから奪取する
- 検証:―
- 2018年
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ビットコイン一時6万ドル超え
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- 2017年12月発表。ビットコインは2018年に60,000ドル超でピークとなり、その時点での時価総額は1兆ドルを超える
- 検証:―
- 2018年
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EU内の東西対立激化
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- 2017年12月発表。オーストリアとヴィシェグラード4カ国は、フランスやドイツなどのEU中心国と対立し、欧州の政治の重心がフランスとドイツの2国から中東欧に移動する
- 検証:―
- 2018年
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米国中間選挙、民主党は議会の両院を簡単に取り戻す
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- 2017年12月発表。米国中間選挙では大多数が欧州にインスパイアされた民主社会主義に全面的に賛同するという極左化が見られる
- 検証:―
- 2018年
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米国で株価25%急落
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- 2017年12月発表。S&P500(ニューヨーク証券取引所、NSDAQ等の米国企業で流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成される株価指数)が1987年の株価大暴落に類似したフラッシュクラッシュによって25%急落する
- 検証:―
- 2018年
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1ドル150円
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- 2017年12月発表。インフレ率の上昇にともない利回りが上昇し、その結果、円ドル相場は150円まで暴落するが、その後100円まで急激に下落する
- 検証:―
- 2018年12月末
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ビットコイン、1,000ドル近辺で2019年を迎える
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- 2017年12月発表。2018年の華々しいピークの後にビットコイン相場は崩壊し、基本的な「生産コスト」である1,000ドル近辺で2019年を迎える
- 検証:―
- 2017年
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上海総合指数は5,000に
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- 2016年12月発表。中国のGDP成長率が8%まで上昇し、 上海総合指数は5,000に達する(2016年12/23時点での上海総合指数は3,139)
- 検証:2017年11/13に3,447まで上がったのがピークであり、5,000には全く届かなかった
- 2017年
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銅価格下落
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- 2016年12月発表。銅の価格は1ポンドあたり1.25ドルに下落する(2016年12/24現在2.47ドル)
- 検証:下落どころか年初来値上がりし続けて、12/28には3.31ドルをつけた
- 2017年
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英国、EU離脱を撤回
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- 2016年12月発表。リスボン条約第50条手続きの開始をめぐる投票が議会で行われるころには、新たな方針が支持されてEU離脱は却下される
- 検証:EU離脱撤回せず
- 2017年
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ビットコインの価値が2,100ドルに
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- 2016年12月発表。ビットコインの価値は3倍になり、2,100ドルを狙うほどの上昇をみせる(2016年12/25現在842ドル)
- 検証:2017年5/22に2,100ドルの値をつけた。ただし5/25をピークに反落している
- 2016年
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1ユーロ=1.23ドルのユーロ高へ
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- 2015年12月発表。2015年12/20時点では1ユーロ=1.08ドルなので、2014年12月レベルの相場までドル安となる
- 検証:2016年12/28時点で1ユーロ=1.03ドル。年間を通じてユーロ安だった
- 2016年
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原油価格一時100ドル回復
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- 2015年12月発表。1バレル=100ドルの上値を探る動きを見せた後、50~70ドルのレンジに落ち着く。2015年12/20時点の相場は1バレル=34.72ドル
- 検証:100ドルを回復することなく年越しとなった(2016年12/26時点53.2ドル)
- 2016年
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新興国の株価が25%上昇
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- 2015年12月発表。信用格付けの安定的な見通し、リオオリンピック関連の公共投資、穏やかな改革の結果、ブラジルの経済は安定し、新興国全体では通貨安の影響で輸出が伸びる
- 検証:2016年初の株価指数と比較して、メキシコもブラジルもインドも大幅な伸びはなかった
- 2016年の冬の前
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債券市場の崩壊
- 出典:サクソバンク
- 2015年12月発表。FRBの利上げを受けて世界の債券利回りが上昇し、狼狽売りの結果、一部の主要債券市場は取引停止状態へ。数週間にわたって完全な凍結状態が続く
- 検証:FRBは利上げを行ったが、取引停止のような混乱には至らなかった
- 2016年
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LVMH売上半減
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- 2015年12月発表。高級品市場が低迷し、ルイ・ヴィトン、ディオール、ブルガリなどを傘下に持つフランスのLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は売上を半分に落とす。2014年度の売上高は過去最高の約306億ユーロ(約4兆1100億円)だった
- 検証:第3四半期の売上高は、恒常為替レートで6%増の91億4000万ユーロ(約1兆500億円)。第2四半期の4パーセント増、第1四半期の3%増から大きく伸びた
- 2016年11月8日
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米国大統領選民主党候補勝利・議会選も制す
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- 2015年12月発表。上下両院で多数派を占めてきた共和党が劇的な惨敗を喫する
- 検証:大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ候補が勝利し、議会も共和党が勝利した
- 2016年
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銀価格33%高騰
- 出典:サクソバンク
- 2015年12月発表。2015年12/20時点の相場は1トロイオンス=14.10ドル
- 検証:2016年7/1時点で年末値に対して33%(1トロイオンス=18.79ドル)の値をつけた
- 2016年秋
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エルニーニョによるインフレ
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- 2015年12月発表。観測史上最強のエルニーニョの発生を受け、農作物の減収による供給削減からインフレになる
- 検証:エルニーニョは2016年春に終息した
- 2017年
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イギリスがEUから離脱
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- 2014年12月発表。イギリスはEU加盟の是非を問う国民投票を実施し、その結果を受けてEUから脱退する
- 検証:国民投票は2016年6/23に実施され、EU離脱派が過半数を占めた
- 2015年
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アイスランド・バルダルブンガ火山大噴火
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- 2014年12月発表。2014年8月に噴火を起こしたアイスランド・バルダルブンガ火山がさらなる大噴火を起こし、欧州に天候不順をもたらす。その結果穀物価格は倍増する
- 検証:噴火しなかった
- 2015年
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アマゾン株価暴落
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- 2014年12月発表。ハッカーによるECサイトへの攻撃は増し、最大手のアマゾンの株価は最高値だった402ドルから半減まで暴落する(ちなみに2014年12/31時点では311USドル)
- 検証:暴落どころか倍増した(2015年12/28時点で662USドル)
- 2015年
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カカオ相場暴騰
- 出典:サクソバンク
- 2014年12月発表。チョコレート需要急増などの要因によりカカオ豆先物相場が1トン5,000USドルを越える。(ちなみに2014年12/31時点では2,910USドル)
- 検証:年始以来相場は値上がりを続けたが、1トン5,000USドルまでは至らなかった(12/22時点で3,188USドル)
- 2015年
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ロシアがデフォルト
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- 2014年12月発表。ロシアと欧米諸国との対立の激化、あるいは資金繰りに行き詰るときのいずれかが引き金に
- 検証:欧米との対立は激化し、経済も不安定化したが、デフォルトには至らなかった
- 2015年
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イギリスで住宅バブル崩壊
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- 2014年12月発表。好調だったイギリスの住宅販売市場は活気を失い、住宅価格は最大で25%暴落する
- 検証:2015年11月の英ハリファックス住宅価格は前月比-0.2%となり、伸びに鈍化がみられたが暴落には至らなかった
- 2015年
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5%台のインフレ率
- 出典:サクソバンク
- 2014年12月発表。日本は円安による輸入価格の増加から国内物価の上昇を招き、新たな金融刺激策を実施することで物価上昇率は5%に達する
- 検証:2015年度の消費者物価上昇率(生鮮食品を除く)の見通しは0.1%と、インフレにはならなかった