とんでも予想は侮れない
みずほ総研の予言
みずほ総研（みずほ総合研究所株式会社）は、みずほフィナンシャルグループ系列のシンクタンク。2002年に第一勧銀総合研究所と日本興業銀行の調査部門が統合し、富士総合研究所のシンクタンク部門と統合して誕生した。優れた分析力と国内外の情報ネットワークを駆使して、さまざまなマクロ情報の提供や政策提言を行っているが、それとは別に年末に「とんでも予想」を発表している。
- 2018年
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ビットコインクラッシュ
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。ビットコインは一時3万ドルを突破するが、当局の規制強化を契機にクラッシュする
- 検証：―
- 2018年
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日経平均3万円
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。日本米国ともにバブルの様相を強め、日経平均は3万円、ダウ平均は3万ドルを突破する。日本では高級車やクルーザーがよく売れ、繁華街ではタクシーが捕まらないなど、バブル時代を思わせるような状況が起こる
- 検証：―
- 2018年
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デフレ脱却宣言
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。政府はデフレ脱却宣言を実施。春闘でも賃上げの動きが進む
- 検証：―
- 2018年
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シルクロードブーム
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。日本はAIIBに加盟。1980年代に起きたシルクロードブームが再燃する
- 検証：―
- 2018年
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空のシルクロード構想
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。中国が航空インフラや宇宙開発において国際協力に関する政策を集約。一帯一路構想に「空のシルクロード」を追加する。中国産ジェット旅客機の海外輸出もスタート
- 検証：―
- 2018年
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英国、EU離脱撤回
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。英国で世論が変化し、2度目の国民投票が実施されてEU離脱が撤回される
- 検証：―
- 2018年
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英国メイ首相辞任
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。EU離脱交渉難航のなか、テリーザ・メイ首相が退陣する
- 検証：―
- 2018年
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欧州、トルコからの大量難民の流入
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。トルコのEU加盟交渉決裂を契機に、トルコ国内の難民が再び欧州に流入。難民問題への不満がEUへ向けられる
- 検証：―
- 2018年
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巨大ハリケーンが米国に立て続けに上陸
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。Helene・Isaac・Joyceとカテゴリー5の巨大ハリケーンが立て続けに米国に上陸し、原油生産が停止する
- 検証：―
- 2018年
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原油価格80ドルへ
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。中東と米国の供給不安から原油価格が1バレルあたり80ドルまで上昇する（2017年12/28時点で59.64ドル）
- 検証：―
- 2018年
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トランプ大統領支持率急上昇
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。米国トランプ大統領は税制改革や移民制度改革、インフラ投資などを次々と実現し、経済も好調で支持率が急上昇する。中間選挙も勝利する
- 検証：―
- 2018年
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米国と北朝鮮、核問題で合意
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。米国と北朝鮮はICBM開発放棄と核保有国承認の取引で合意する。米中朝首脳会談も実現し、日本は恒久的に北朝鮮の核のリスクに晒されることになる
- 検証：2018年6/12に米朝首脳会談が行われ、核問題で合意を得たが、核保有承認ではなく朝鮮半島非核化での合意だった
- 2018年3月4日
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イタリア総選挙、五つ星運動大勝
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。イタリアの総選挙でEU懐疑派の五つ星運動が大勝。EU離脱の是非を問う国民投票が実施される
- 検証：五つ星運動が単独政党では最多票を獲得したが、過半数を占めるには至らず、同盟との連立政権が発足した
- 2018年2月9日～25日
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平昌オリンピック、日本が過去最高のメダル獲得
- 出典：みずほ総研
- 2017年12月発表。五輪日本選手団は女子が驚異的に活躍し、長野五輪で獲得した10個を上回る過去最高のメダル数を得る
- 検証：金4、銀5、銅4の計13個のメダルを獲得した
- 2017年
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北朝鮮難民の流入
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。北朝鮮は中国との関係が悪化して孤立化が進み、難民が日本・中国・韓国に大量に流入する
- 検証：北朝鮮からの漁船が日本海沿岸に漂着する事例が相次いだが、難民認定はされなかった
- 2017年
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米国が中国の新幹線を導入
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。経済的利益から米国は中国に急接近し、米国は中国の高速鉄道導入を決定する
- 検証：そのような報道はなかった
- 2017年
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トランプ・ホテル誘致
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。インバウンド観光政策の目玉としてトランプ・ホテルを国内に誘致する
- 検証：そのような報道はなかった
- 2017年
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大型減税を断行
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。安倍内閣はトランプノミクスを採用し、大型減税を断行する
- 検証：減税は基礎控除の引き上げが決定したものの、給与所得控除の上限の引き下げや出国税・森林環境税といった増税に重点が置かれる税制改正となった
- 2017年
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世界的金融危機
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。1987年のブラックマンデー、97年のアジア通貨危機、07年のサブプライム危機に続き、10年周期で訪れる金融危機が2017年に発生する
- 検証：金融危機は発生せず、むしろ世界的に株高が目立った
- 2017年
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米国がTPP批准
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。米国がTPPに批准し、世界でトランプ大統領の好感度が上がる
- 検証：米国は年初にTPP交渉離脱を宣言したまま、批准交渉に復帰することはなかった
- 2017年
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日本と米国がAIIBに加入
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。経済的利益から米国は中国に急接近し、日米両国はAIIB（アジアインフラ投資銀行）に加盟する
- 検証：両国ともAIIBへの参加を表明しなかった
- 2017年
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超長期金利急上昇
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。トランプ大統領から「イールドカーブ・コントロールは円安誘導」と非難を受け、日銀は長期金利の上昇範囲を許容する。その結果、超長期金利が急上昇する
- 検証：超長期金利は小幅な変動に終わった
- 2017年
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イギリス、EU離脱撤回
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。イギリスで議会のEU離脱通告否決を受けて、解散・総選挙が実施される。その流れから不動産価格がパリやフランクフルトで急落する反面、イギリスでは急上昇する
- 検証：EU離脱撤回せず
- 2017年
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食糧の高騰とスタグフレーション
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。世界的な異常気象から食糧不足が深刻化し、食糧価格が急騰する。これにより景気後退局面に入る
- 検証：食料価格指数は前年比で2%ほど上昇したが、急騰というレベルでもなく、スタグフレーションも起きなかった
- 2017年
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イタリア総選挙で「五つ星運動」が勝利
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。イタリア議会総選挙で反体制派政党「五つ星運動」が勝利し、EU崩壊の連鎖を呼ぶ
- 検証：イタリア議会総選挙は2018年前半に繰り越された
- 2017年
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財政健全化計画凍結と大規模財政出動
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。サミットでの合意を受け、安倍政権は財政健全化計画の凍結と大規模財政出動を宣言。100年国債の発行や日銀が購入主体のヘリコプターマネー政策を実施する
- 検証：100年国債やヘリコプターマネー政策の実現には至らなかったが、衆院選の公約でこれまで2020年度としてきた財政再建目標の達成時期を明記せず事実上の凍結とし、選挙大勝を受けて財政出動の続行が確定した
- 2017年
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NYダウ平均株価23,000ドル
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。トランプノミクスによる期待から米国で資産バブルが発生し、NYダウ平均株価は23,000ドル台になる
- 検証：2017年10/18に23,000ドルの大台に乗せた
- 2017年9月～10月ごろ
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ドイツ連邦議会選挙で「ドイツのための選択肢」が第一党に
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。ドイツ連邦議会選挙で新興右派政党「ドイツのための選択肢」が第一党になり、メルケル首相は退陣する
- 検証：9/24に実施された選挙でメルケル首相与党のCDU/CSUが246議席を獲得して第1党の座を守った。「ドイツのための選択肢」は躍進したものの第3党に甘んじた
- 2017年5月7日
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フランス大統領選で「国民戦線」党首当選
- 出典：みずほ総研
- 2016年12月発表。フランス大統領選で右派政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首が当選する
- 検証：マリーヌ・ルペンではなく、独立系のマクロン前経済相が大統領選を征した