生活習慣における腰痛対策6

症状緩和のために温めるべきか冷やすべきか
覚えておかないと腰痛が却って悪化するおそれも

腰痛を和らげるために、腰を温めるのは、どういう場合のときなのかを把握しておきましょう。くれぐれも逆効果になることはしないように注意を

腰を温めるべきなのはこんな腰痛

 ある程度身体が動くのなら

腰痛には急性期慢性期があります。急性期とは症状が突如起きてからすぐ~約3日の期間を目安とし、慢性期は約4日目以降という区分が一般的です。

腰痛が4日以上続くものの、ある程度身体を動かせることができて、日常生活に極度な差し障りがなく、痛みも激しいものではなくて鈍痛になっている場合、腰を温めることで症状の更なる緩和を狙いましょう。

 なぜ温めるの?

腰痛の慢性期は、腰回りの筋肉が固く凝ってしまい疲労している状態。毛細血管の圧迫により、さらに血行不良をも招いています。血液の循環は栄養素を身体じゅうに運ぶ役割もありますので、血液の循環が阻害されると、筋肉は疲労から回復せず、痛みを発したままの状態が続くのです。

つまり腰痛の慢性期は血行を促進すれば良いということ。血行を促進するためには、身体の代謝を上げて筋肉を緩める必要があるのです。
とはいえ、筋肉を動かさねばならぬと、腰痛の身でありながら激しい運動をしてしまっては、疲労状態の筋肉に却って過剰な負荷がかかります。そこで、「温めることで血行を促進し筋肉を緩ませる」ということになります。

腰を温める方法

 温湿布

温湿布とは文字通り貼ると温かさを感じる湿布です。湿布に含まれるトウガラシ成分のカプサイシンが、肌に浸透して毛細血管を拡張させて血行を促進する働きをしてくれます。

湿布を貼る場所は、痛む箇所だけでなく、痛む箇所から指4本分上部の背骨寄りにも貼ると効果が期待できます。

 蒸しタオル

家に温湿布が無い場合は、タオルを蒸して患部にあてがいます。蒸し器など使わずとも、タオルを水で濡らして絞り、電子レンジで温めればOKです。(やけどに注意)
その際、すぐ冷めてしまうのを防ぐためにビニール袋などに入れてあてがうと良いでしょう。

 使い捨てカイロ

冬場に重宝する使い捨てカイロも効果的です。貼るタイプならシャツの上から貼れてなお簡便です。
肌に直接貼ったりあてがったりすると、低温やけどを招きますので注意を。

 入浴・半身浴


▲バスタイムを上手く活用…

入浴は腰痛を緩和するのにもってこい。当然シャワーを浴びるのではなく、バスタブに浸かります。
ややぬるめの湯で長めに浸かるようにしましょう。

また、半身浴も効果的です。全身ではなく下半身だけの入浴ですから、おへそから下を温めることで、身体の内側から全身を温める効果が高まります。
これもまた熱い湯ではなく、ややぬるめの湯で20分以上は浸かるようにしましょう。

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次回更新へつづく